報道発表資料  トピックス  厚生労働省ホームページ

平成14年10月4日

「政府間化学物質安全性フォーラム(IFCS)アジア太平洋地域会合」の開催について
(第二報)

厚生労働省医薬局審査管理課
化学物質安全対策室

 本件については、本年5月27日に第一報としてお知らせしましたが、会議日程等の内容が決定しましたのであらためてお知らせいたします。

1 概要

 「政府間化学物質安全性フォーラム(IFCS)アジア太平洋地域会合」が、本年10月7日(月)〜10月10日(木)の日程で、下記により開催される。

2 参加規模

 アジア太平洋地域19カ国の政府から約50名の出席を予定。

バングラデシュ、中国、インドネシア、イラン、日本、ラオス、ミャンマー、ネパール、パキスタン、パプア・ニューギニア、フィリピン、カタル、韓国、サモア、スリランカ、シリア、タイ、ベトナム、イエメン

3 期待される成果(見込)

 第3回フォーラム(平成12年10月、於ブラジル・サルバドル)での勧告(「2000年以降の優先事項」)を受けて、地域としての取組みの方向について討議することにより、主として以下の成果を得ることが見込まれる。

 我が国は、IFCS副議長国(アジア太平洋地域担当)として、第4回フォーラム(平成15年11月、於タイ・バンコク)へ成果を報告する考え。

4 会議日程

10月7日(月)
1300〜  大塚厚生労働審議官開会挨拶(予定)
 カバルカンティIFCS議長挨拶
 ストーバーIFCS事務総長挨拶
 林裕造 元国立医薬品食品衛生研究所安全性生物試験研究センター長
 基調講演「化学物質のリスクアセスメント/リスクマネジメントのためのキャパシティ・ビルディングに求められる科学的基盤について」

10月8日(火)
09:30〜17:15  全体会議(地域としての優先事項)
グループ討議

10月9日(水)
09:30〜17:15  全体会議(地域諸国間の協力関係や情報交換の強化方策)
 グループ討議

10月10日(木)
09:00〜11:30  全体会議(まとめ)

5 政府間化学物質安全性フォーラム(IFCS)

(了)

(照会先)
 厚生労働省医薬局審査管理課
  化学物質安全対策室
   担当:川嶋、角井
  電話:03-5253-1111(内線:2424)


(参考)

カバルカンティIFCS議長の略歴

プロフィール
 ・ ブラジル、リオデジャネイロ出身
 ・ 連邦政府の鉱業・エネルギー副大臣、内務副大臣、環境・アマゾン大臣を歴任。
 ・ 連邦大学及びカトリック大学で教鞭をとる(専門は、工学及びエネルギー経済学)。
 ・ 国連人間環境会議(1972)、世界人口会議(1974)ブラジル連邦政府代表。

職歴
 ・ 1965〜1967 南ブラジル発電所長
 ・ 1978〜1985 ブラジル国有鉄鋼社長
 ・ 1986〜1989 在ジュネーブ国際環境局長
 ・ 1995 国連持続可能な開発委員会第3回会合議長
 ・ 1998 リスボン万博ブラジル委員会長
 ・ 2000年10月 IFCS議長に就任。現在に至る。
 現在は他に、ブラジル金属協会、ブラジル標準化協会、国家海洋委員会の各会員、ブラジル地方自治研究所理事、在ギニア森林保全開発センター理事、在英国船舶給仕委員会長、地球規模環境施設上席顧問などをつとめる



ストーバーIFCS事務総長の略歴

プロフィール
 ・ 米国出身。
 ・ 1970 シンシナティ大卒(数学士)
 ・ 1874 オクラホマ大公衆衛生学修士課程修了(生物統計学、疫学)
 ・ 1980 オクラホマ大博士課程修了(生物統計学)

職歴
 ・ 1972 Burke市場調査会社(シンシナティ)勤務
 ・ 1973〜1974 オクラホマ医学研究財団脂質研究センター
 ・ 1973〜1977 オクラホマ大生物統計疫学部門大学院指導官
 ・ 1978 オクラホマ大保健管理部門統計学コンサルタント
 ・ 1976〜1980 オクラホマ大WHO循環器疾患多国間研究センター
 ・ 1978〜1980 オクラホマ大研究教育部門統計官
 ・ 1980〜1991 米国環境保護庁(EPA)統計官
 ・ 1991〜1995 WHO環境保健局長室政策調整支援官
 ・ 1995〜1997 国際化学物質安全性計画(IPCS)特別顧問
 ・ 1997〜2000 国際機構間化学物質適正管理プログラム(IOMC)事務局長
 ・ 1997〜現在 IFCS事務総長に就任。現在に至る。


トップへ
報道発表資料  トピックス  厚生労働省ホームページ