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平成14年9月20日

麻薬・覚せい剤乱用防止運動の実施について

1.趣旨
 わが国における薬物乱用の現状は、平成13年の薬物事犯による検挙者数が約2万人と高水準で推移し、覚せい剤事犯がその9割を占めるとともに、昨今は大麻事犯が増加傾向にあるなど、依然として深刻な情勢が続いています。
 特に、青少年の間で、薬物乱用に対する警戒心や抵抗感が薄れ、薬物乱用の拡大、低年齢化が懸念されるなど、「第3次覚せい剤乱用期」の危機的な情勢が続いています。
 覚せい剤等の薬物乱用は、単に乱用者の身体、生命に危害を及ぼすのみならず、青少年の健全な育成を阻み、家庭を崩壊させ、社会の秩序を乱す等計り知れない影響を及ぼします。
 本運動は、このような麻薬・覚せい剤、大麻、シンナー等の薬物乱用による弊害を広く国民一般の方々に正しく認識してもらい、国民が一体となってこれに立ち向かう態勢を作り、もって覚せい剤等の薬物乱用による弊害の根絶に期することを目的として全国的に展開するものです。

2.実施期間
 平成14年10月1日(月)から11月30日(金)までの2ケ月間

3.実施機関等
 主催:厚生労働省、都道府県
 協賛:薬物乱用対策推進本部、警察庁、法務省、最高検察庁、財務省、
(予定) 文部科学省、海上保安庁
 後援:財団法人 麻薬・覚せい剤乱用防止センター

4.主な実施事項
(1)中央における啓発活動
ア.厚生労働省と都道府県の共催による麻薬・覚せい剤乱用防止地区大会の開催
地区名 大会名 開催日 開催場所
北海道・東北地区 青森大会 11月 7日(木) ぱ・る・るプラザ青森大ホール
関東信越地区 東京大会 11月29日(金) 東京都児童会館
東海北陸地区 三重大会 11月 8日(金) 三重県文化会館中ホール
近畿地区 京都大会 10月19日(土) 新風館
中国・四国地区 鳥取大会 11月14日(木) 鳥取県立県民文化会館小ホール
九州地区 九州地区大会 11月14日(木) 熊本県立劇場演劇ホール
沖縄地区 沖縄地区大会 10月29日(火) 浦添市民会館大ホール
イ. 政府広報を通じて、特に覚せい剤の危害についての全国的な広報
ウ. 麻薬・覚せい剤乱用防止功労者の表彰
エ. ポスター、パンフレット等の啓発資材の作成・配布
(2)都府県の主催による府県大会の実施
群馬県、富山県、山梨県、長野県、静岡県、滋賀県、兵庫県、奈良県、和歌山県、岡山県、愛媛県、高知県、福岡県、鹿児島県


(参考)

麻薬・覚せい剤乱用防止運動東京大会の概要

1.日時平成14年11月29日(金)
午後5時30分〜午後7時15分(予定)

2.会場東京都児童会館(渋谷区渋谷1−18−24)

3.主催厚生労働省、東京都、東京都薬物乱用対策推進本部、東京都薬物乱用防止推進協議会、財団法人 麻薬・覚せい剤乱用防止センター

4.内容第一部 式典
  • 主催者挨拶
  • 薬物乱用対策推進本部長 内閣総理大臣メッセージ、
  • 薬物乱用防止ポスター・標語東京都選考入賞者の表彰
  • 薬物乱用防止高校生会議成果発表

第二部 トーク及びコンサート

  • トーク…薬物乱用防止キャンペーンキャラクター 酒井美紀さん
  • コンサート…女子中高生ブラスロックバンド『12.ヒトエ』

5.招待者数 ペアで無料ご招待(抽選)

6.応募方法 官製はがきに郵便番号・住所・氏名・年齢・職業…電話番号を明記の上、下記へお送り下さい。

あて先 〒152−8799 目黒郵便局留
  「薬物乱用防止東京大会事務局」

締切 11月11日(月)(消印有効)

発表 招待券の発送をもって発表にかえさせていただきます。

問合せ先 東京都健康局薬務課 電話:03−5320−4511


照会先
 厚生労働省医薬局監視指導・麻薬対策課
             大河原、石川
 電話:03-5253-1111 (内線)2781,2778
 直通:03-3595-2436


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