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平成14年5月16日(木)

平成14年「世界禁煙デー記念シンポジウム・中央大会」の開催について

 毎年5月31日は、世界保健機関(WHO)が定める「世界禁煙デー」であり、厚生労働省では、平成4年から世界禁煙デーに始まる1週間を「禁煙週間」(5月31日〜6月6日)と定めて、普及啓発を行っています。
 本年5月31日に開催する「世界禁煙デー記念シンポジウム・中央大会」について、内容が別紙の通り決定いたしましたのでお知らせします。


照会先:厚生労働省健康局総務課生活習慣病対策室
 担当: 正林(2348)、星野(2396)


2002年世界禁煙デー記念シンポジウム
たばことスポーツは無縁(無煙)です。-きれいにやろう!-」

 世界保健機関(WHO)が世界中の国々に呼びかけている世界禁煙デーは今年で、15回目となっています。今年のシンポジウムでは、たばことスポーツをテーマとして、たばこと健康問題についての議論を医療関係者、学校関係者、スポーツ選手、スポーツドクターなどの専門家を招いて、議論を深めることとしています。

日時 平成14年5月31日(金)12時30分(開場)
会場 銀座ガスホール(東京都中央区銀座 7- 9- 15)
主催 厚生労働省 (社)日本医師会、(社)日本歯科医師会、(社)日本薬剤師会、(社)日本看護協会たばこと健康問題NGO協議会<がん研究振興財団、結核予防会、健康・体力づくり事業財団、日本食生活協会、日本対がん協会、母子衛生研究会、日本公衆衛生協会>
「喫煙と健康」WHO指定研究協力センター
後援 文部科学省、内閣府、警察庁、人事院、東京都、日本栄養士会、日本循環器管理研究協議会、日本学校保健会、中央労働災害防止協会、日本禁煙推進医師歯科医師連盟
全国禁煙・分煙推進協議会
対象 国民一般、行政・保健医療・教育関係者、その他

●プログラム

12:30-13:00 開場
13:00-13:20 開会挨拶
13:20-13:40 「健康づくりにおけるたばこと身体活動(スポーツ)の関わりと相互作用」
大阪府立健康科学センター 健康度測定部長 内藤 義彦 氏
13:40-14:00 「教育現場で取組む禁煙・防煙教育」
埼玉県川口市立芝東中学校校長 並木 茂夫 氏
14:00-14:20 「スポーツプレイヤーに対する禁煙指導の実際」
エミネクロスメディカルセンター長 スポーツドクター 辻 秀一 氏
14:20-14:40 「tobacco free sports」
マラソンランナー 谷川 真理 氏
14:40-14:50 休憩
14:50-15:45 パネル討論 「たばことスポーツは無縁(無煙)です。」
  座長 :日本医師会 常任理事 櫻井 秀也 氏
  パネリスト :大阪府立健康科学センター 健康度測定部長 内藤 義彦 氏
:埼玉県川口市立芝東中学校校長 並木 茂夫 氏
:エミネクロスメディカルセンター長 スポーツドクター 辻 秀一 氏
:マラソンランナー 谷川 真理 氏
15:45-16:00 閉会挨拶
(以上予定)

参加料 無料(先着順)

●参加申し込み

(住所・氏名・年齢・職業を記入の上、郵送又はFAXで申し込み、先着順受付)
「世界禁煙デー記念シンポジウム事務局」 TEL03−3479−6004

Fax番号 03-3423-1601
*参加申し込みされた方には受講票をお送りいたしますので、
必ずFAX番号をお書きください。

住所 〒                                        FAX番号
TEL
氏名                        年齢            職業
講師への質問等

 

●交通のご案内 地下鉄銀座線 銀座駅 A3出口 徒歩5分 または JR新橋駅 銀座駅 徒歩8分



(別添1)

「世界禁煙デー」について

1 昭和62(1987)年5月の第40回世界保健機関(WHO)総会において、WHO発足40周年目に当たる昭和63(1988)年4月7日を「世界禁煙デー」(World No-Smoking Day)とすることが決議された。
 さらに、平成元(1989)年5月の第42回WHO総会において、同年以後毎年5月31日を「世界禁煙デー」(World No-Tobacco Day)とすることが決議された。

2 WHOでは「世界禁煙デー」を、喫煙者に対して喫煙を控えるよう呼びかけるとともに、各国政府、自治体、団体、個人に対して喫煙と健康問題の認識を深め、適切に実践するよう求める日であるとしている。

3 厚生労働省では毎年「世界禁煙デー」に関する標語を定めており、平成14(2002)年の標語は「たばことスポーツは無縁(無煙)です。−きれいにやろう!−」である。

 なお、これまでの標語は以下のとおりである。

第1回: 昭和63年: 「たばこか健康か:健康を選ぼう」
第2回: 平成元年: 「プラスされる女性喫煙者への危機」
第3回: 平成2年: 「子供に無煙環境を」
第4回: 平成3年: 「公共の場所と交通機関は禁煙に」
第5回: 平成4年: 「たばこの煙のない職場:もっと安全にもっと健康に」
第6回: 平成5年: 「ヘルスサービス:たばこのない世界を開く窓」
第7回: 平成6年: 「メディアとたばこ:健康のメッセージをひろめよう」
第8回: 平成7年: 「想像以上に大きいたばこの損失」
第9回: 平成8年: 「スポーツと芸術を通じてたばこのない世界をつくろう」
第10回: 平成9年: 「手をつなごう!たばこのない世界をめざして」
第11回: 平成10年: 「無煙世代をそだてよう!」
第12回: 平成11年: 「たばこに、サヨナラ」
第13回: 平成12年: 「その1本 みんなの命 けずられる」
第14回: 平成13年: 「他人の煙が命をけずる:受動喫煙をなくそう」



(別添2)

平成14年度「禁煙週間」実施要綱

1 名称

 平成14年度「禁煙週間」

2 趣旨

 喫煙が健康へ与える影響は大きい上、受動喫煙の危険性やニコチンの依存性を踏まえると、喫煙習慣は個人の嗜好にとどまらない健康問題であり、生活習慣病を予防する上で、たばこ対策は重要な課題になっている。
 世界保健機関(WHO)は、昭和45年にたばこ対策に関する初めての世界保健総会決議を行い、以来計16回の決議を採択しているが、平成元年には5月31日を「世界禁煙デー」と定め、喫煙しないことが一般的な社会習慣となることを目指した「たばこか健康かに関する活動計画」を開始した。厚生労働省においても、平成4年から世界禁煙デーに始まる一週間を「禁煙週間」として定め、各種の施策を講じてきたところである。
 平成14年度においては、世界禁煙デーの標語の趣旨に沿って、たばこ対策の取組を推進するものである。

3 期間

 平成14年5月31日(金)から平成14年6月6日(木)まで

4 主唱

 厚生労働省、(社)日本医師会(予定)、(社)日本歯科医師会(予定)、(社)日本薬剤師会(予定)、(社)日本看護協会(予定)、たばこと健康問題NGO協議会、「喫煙と健康」WHO指定研究協力センター

5 協力機関

 (財)がん研究振興財団、(財)結核予防会、(財)健康・体力づくり事業財団、(財)日本対がん協会、(財)日本食生活協会、(財)母子衛生研究会


(1)世界禁煙デーの標語

 「たばことスポーツは無縁(無煙)です。−きれいにやろう!−」
 (WHOの標語:Tobacco Free Sports--Play it clean)

(2)標語の趣旨

 本年の標語の趣旨は、スポーツを行う選手や観客の多くは若年者で構成されていることから、若年者に対してスポーツを通じて、たばこについての健康影響や正しい知識を普及啓発するとともに、スポーツイベントなどにおける受動喫煙の防止やたばこ広告の禁止等を推進するものである。

7 実施方法

(1)厚生労働省における取組

 厚生労働省は、関係機関・関連団体と連携し、本週間の全国的な推進を図るとともに、次の事業を行う。

ア たばこと健康に関する正しい知識の普及

・新聞、ラジオ、広報誌、インターネット等による広報活動の実施
・本週間用ポスターの作成及び配布
・世界禁煙デー記念中央シンポジウム及び地方シンポジウムの開催

イ 政府機関(附属機関等を含む)における、受動喫煙の害を排除・減少させるための対策の実施(喫煙所の設置及び事務室内禁煙等)

ウ 関係団体等を通じ、公共の場・職場における分煙の取組の要請

エ その他

(2)都道府県及び市町村における取組

 都道府県及び市町村は、関係機関・関連団体と連携し、次の事業の実施を図る。

ア たばこと健康に関する正しい知識の普及

・新聞、テレビ、ラジオ、広報誌、インターネット等による広報活動の実施
・本週間用ポスターの掲示
・記念シンポジウム、講演会等の開催
・住民参加の禁煙教室の実施

イ 関係機関(附属機関等を含む)における、受動喫煙の害を排除・減少させるための対策の実施(喫煙所の設置及び事務室内禁煙等)

ウ 関係団体等を通じ、公共の場・職場における分煙の取組の要請

エ その他


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