第５回コーデックス連絡協議会の概要

　本日、第５回コーデックス連絡協議会を開催したところ、その概要は以下のとおりであった。

１．会議の概要

　前回会議（昨年１０月開催）以降に開催されたコーデックス部会の概要、今後開催が予定される部会について説明の後、食品表示部会における検討議題及び第３回バイオテクノロジー応用食品特別部会について、意見交換が行われた。

２．主な意見等

　コーデックス各部会の検討状況等について質問があった他、次のような意見が出された。

（１）コーデックス活動の重要性は高まっており、消費者の意見を聴取したり、常に活動状況がモニター出来るよう、今後より一層の体制強化を図るべきである。

（２）強調表示は、消費者の商品選択に大きな影響を与えることから、「〜を使用」等の強調表示をする際には、使用割合の併記も必要である。

（３）日本が有している科学的知見をコーデックスに積極的に提供する努力をするべきである。

（４）検知法の問題や表示内容が煩雑にならないような表示方法等について、幅広く議論できる場を設けてもらいたい。

３．次回会議の予定

　開催時期については、両省間で調整の上、決定することとされた。