平成13年10月25日
10月25日、第二回緊急テロ対策本部を開催した。
バイオテロを中心に、現状や問題点、対応の状況について種々議論があった。
議論の結果として、
1.天然痘ワクチンの確保について
2.炭疽用の抗生物質について
の2つが現時点において特に最重点で取り組むべき課題とされた。
前者については、今年度の補正予算の中で、再生産を行うという方向が確認された。
また、後者については、卸・メーカー段階の流通量等を再調査し、当面、特別な対策をとらなくとも必要な量が確保されていることが確認された。
ただし、一部の抗生物質については、炭疽菌に対する効能の承認がないため、健康保険上の取扱い、副作用被害が発生した場合の取扱いを含めて、通常の薬剤とほぼ同様の取扱いとなるよう緊急に関係局課で対応をとることとした。
照会先 厚生労働省大臣官房厚生科学課 (担当・内線)佐藤 健康危機管理官(3814) (電話)(代表)03(5253)1111 (直通)03(3595)2171