平成13年10月19日(金)
厚生労働省医薬局食品保健部企画課
農林水産省総合食料局品質課
本日、第4回コーデックス連絡協議会を開催したところ、その概要は以下のとおりであった。
1.会議の概要
前回会議(昨年3月開催)以降に開催されたコーデックス部会の概要、今後開催が予定される部会について説明の後、バイオテクノロジー応用食品特別部会及びトレーサビリティーについての検討状況について、意見交換が行われた。
2.主な意見等
コーデックス各部会の検討状況等について質問があった他、次のような意見が出された。
(1)バイオテクノロジー応用食品特別部会における、組換えDNA微生物についての議論にあたっては、その対象となる微生物を明確にすべきである。
(2)トレーサビリティーについては、輸入大国である我が国にとっても大変重要な問題であり、積極的な対応が必要である。
(3)トレーサビリティーはコストの問題が大きいため、途上国ではその導入に消極的な国が多いが、我が国としては、途上国においても導入が進むよう働きかけるべきである。
3.次回会議の予定
開催時期については、両省間で調整の上、決定することとされた。
(問い合わせ先) 厚生労働省医薬局食品保健部企画課長 吉岡荘太郎 担当:牛尾(内2442)、梅田(内2464) 電話:代表03-5253-1111 農林水産省総合食料局品質課長 小林裕幸 担当:幸田(内3106)、湯地(内3109) 電話:代表03-3502-8111