○　若年世代と比較し、高齢者の医療費に係る負担は低い水準となっています。

○　一方、可処分所得など高齢者の負担能力は、平均的に見て若年世代と遜色ないものになってきています。

○　老人保健拠出金の増大など若年世代の負担感が大きくなっている中で、高齢者と若年世代との負担の公平を図るためには、高齢者にも患者一部負担や保険料負担において、その能力に応じ「応分の負担」を若年世代と分かち合っていただくことが基本となります。

◎ 「21世紀に向けての社会保障」社会保障構造の在り方を考える有識者会議(平成12年10月・抜粋)
　高齢者もそれぞれの経済的能力に見合った税負担や、社会保障制度における保険料負担、自己負担を求め、これから増加する負担を若い世代とともに分かち合うことが必要である。