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乳幼児突然死症候群(SIDS)の診断の手引き

乳幼児突然死症候群(SIDS)の診断の手引き

平成18年11月 厚生労働科学研究
「乳幼児突然死症候群(SIDS)における科学的根拠に
基づいた病態解明および予防法の開発に関する研究」
(主任研究者:戸苅 創名古屋市立大学大学院教授)


定義: それまでの健康状態および既往歴からその死亡が予測できず、しかも死亡状況調査および解剖検査によってもその原因が同定されない、原則として1歳未満の児に突然の死をもたらした症候群。
疾患概念: 主として睡眠中に発症し、日本での発症頻度はおおよそ出生4,000人に1人と推定され、生後2ヵ月から6ヵ月に多く、稀には1歳以上で発症することがある。
診断: 乳幼児突然死症候群(SIDS)の診断は剖検および死亡状況調査に基づいて行う。やむをえず解剖がなされない場合および死亡状況調査が実施されない場合は、診断が不可能である。従って、死亡診断書(死体検案書)の死因分類は「12.不詳」とする。
解剖: 異状死と判断されたら検視ののち法医解剖(主として行政解剖)あるいは病理解剖を行う(フローチャート図)。
鑑別診断: 乳幼児突然死症候群(SIDS)は除外診断ではなく一つの疾患単位であり、その診断のためには、乳幼児突然死症候群(SIDS)以外に突然の死をもたらす疾患および窒息や虐待などの外因死との鑑別が必要である。診断分類は日本SIDS学会の分類を参照する(表)。
問診チェックリスト: 乳幼児突然死症候群(SIDS)の診断に際しては「問診・チェックリスト」を死亡状況調査に活用する。

解剖による診断分類(日本SIDS学会)

I. 乳幼児突然死症候群(SIDS)
 Ia.  典型的SIDS:
   解剖で異常を認めないか、生命に危機を及ぼす肉眼的所見を認めない。軽微な所見を認めるものの死因とは断定出来ない。
 Ib.  非典型的SIDS:
   無視は出来ないものの死因とは断定出来ない病変を認める。
II. 既知の疾患による病死:
   急死を説明しうる基礎疾患を証明出来る。
III. 外因死:
   剖検において外因の根拠が示される。
IV. 分類不能の乳幼児突然死
 IVa.  剖検施行症例:
   死亡状況調査や剖検を含む様々な検討でも、病死と外因死の鑑別ができない。
 IVb.  剖検非施行症例:
   剖検が実施されず臨床経過や死亡状況調査からも死因を推定できない。

 乳幼児突然死症候群(SIDS)の診断手引きリーフレット(おもて(PDF:561KB))(うら(PDF:463KB))(全体版(PDF:1,004KB))

おもての図   うらの図

 問診・チェックリストのダウンロード(Excel:29KB)

 乳幼児突然死症候群(SIDS)に関するガイドライン


(担当:母子保健課(内線7938))

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